「出来ない事とやったことが無い事」

初めてやる事に対し、

「やったことが無いので出来るかわかりません」

「自分にできるか不安です」

「教えてもらってないのでできません」

という言葉を聞くことがあります。

まだ何もしていないうちから

出来ない、不安などの弱気な言葉を聞いたり

態度を見ると、とても残念な気持ちになります。

なぜならば、「出来ない事とやったことが無いこと」は

違うからです。

私達は、何かをやる時、

「うまくやらなければ」「恥をかきたくない」

「出来ないやつと思われたくない」という思いが

生まれることがありますが、この気持ちを持っていては

何かを始めるときに必ず通らなければいけない

「下手くそな自分」という門を通ることができなくなります。

一流の道に入って行こうと思う時、

・「小さな見栄」

・「ささいなプライド」

・「よく見られたいという小心者の願い」

・「自分のやり方へのこだわり」

というようなものは、捨てなくてはなりません。

「小さな見栄」は、自分自身がうまくいかないかもしれない

ことにはチャレンジさせません。

「ささいなプライド」は、素直に人のいうことを

聞くことを邪魔させます。

「よく見られたいという思い」は、

真剣にそのスキルを磨くことに集中させるのではなく、

人が見ているから頑張る、褒められるようなときだけ頑張る、

というような見せかけの努力へ流れてしまいます。

「自分自身のやり方へのこだわり」は、

新しい成長を生み出すことを邪魔させます。

さまざまな一流の人たちは、

何か新しいことを始めるときは、喜々として、

下手くそな自分を楽しんでいます。

「へたくそな自分を楽しむ」とはどういうことかというと、

「小さな発見」を楽しめる心であり、

「小さな成長」を感じれる心であり、

「誰が見ていなかったとしても努力をすることを愛する」

という心であり、

「指導をしてくれる人への感謝」を忘れない心なのです。

何事でも一流になるために行っていくことは、

最初は、下手くそからスタートします。

そしてその下手くそから毎回学び、

うまくいっている人を真似し、

型を覚え、成長する喜びを知り、

自分らしくやる方法を手に入れていくのです。

そこに本当の自分らしさの成長があるのです。

【 成長とは常に「これまで」にあるのではなく、
「これから」にしか存在しないのです。】

やったことがないこと=未知の世界であり、

出来ない事ではありません。

壁を乗り越えた後の素敵な世界を想像して

わくわくチャレンジしていきましょう。

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