「省みる1」

「あなたはこの1年(1ヶ月、1週間、1日)に
何を決断しましたか?」

これが反省というか、省みるという事です。

決して、「何をしたか(行動)」、「どうなったか(結果)」、

「何が起こったか(環境)」を見て

省みてはいけないという事です。

なぜか?

「人生は、それまで自分が何を決断してきたか?の
積み重ねで作られる。」
からです。

「何をしたか、どうなったか、何が起こったかで
人生が作られることはない。」
からです。

要するに、「自分の下した決断」が

自分の人生を作るのです。

大きな決断、小さな決断、全ての決断が

自分の人生を作り上げて行くのです。

やるという決断しかり、やらないという決断しかりです。

「この道を通った」から今の自分があるのではなく、

その前に「この道を通るぞ!」という決断をしたから

今の自分があるのです。

行動や結果を反省の材料にしてはいけない理由は

もう一つあります。

それは、「自己否定」に繋がるからです。

そして、「次の決断」への悪材料になるからです。

反省の目的は、「次の決断をするため」ですから、

自己否定は最も悪材料になります。

もう一つ、

「省」という字の読みと意味は、

「かえりみる」と

「はぶく」

の2つあります。

人はほとんどの場合、「やらなくてよい余計な事」をして

失敗します。

自分の決断を「省みて」、

やるべきでなかった余計な事を「省く」ことが

「省」の意味です。

余談ですが、「一日3回反省する」という意味の

中国故事に由来する書店名が「三省堂」だそうです。

みなさんも日々の決断を大切にしていきましょう!

その決断が、自分の未来を創ります。

シェアする

フォローする