「省みる2」

「省みる」ための基準は、「自分にとっての正しさ」です。

そして、

「その基準からどの方向にどれだけずれているのか?」が

指標またはギャップです。

そして、その指標をもとに、、、

「やりますか?やりませんか?」

となるわけです。

ですので、

省みることは

「過去の記録」+「指標・ギャップから学べる事」+「新たな決意」

のようなイメージです。

例えば・・・(多少強引にしています)

自分にとっての正しさとして、成功するためには

「毎日10人施術すること!」

に決めました。

実際は、

「1日5人の施術で終わりました。。。」という結果に

なりました。

「人の人生は何を決意したか、その積み重ねで作られる」

のですが、

そのまま、

「よし!明日こそは10人に施術するぞ!」と決意して、

その日も「施術回数5回でした。。。」となった時、

「毎日10人施術すると決意している」のだから、

「素晴らしい人生になるはずだ」というのではなく、

この場合は「省みてもなく、学んでもいない」という事に

なります。

この場合、

「基準」は「毎日10人施術すること」で、

「指標・ギャップ」は、「施術回数が5人足りない」です。

そこで、「学ぶ事」は、

「施術回数が5人足りない事の原因は何か?」

「どうしたら施術回数が5人足らなくならずに済むのか?」

ということであり、

これからの「新たな決意」は、

「よし、ホームページをリニューアルするぞ!」

「よし、1回の施術時間を30分以内で終わらすぞ!」

「よし、離反した方にはがきを出すぞ!」

ということになります。

さて、そこで翌朝、

ちゃんと10人施術出来たら、

「昨日の決意は正しかった」

もし、施術回数が5人だったらとしたら、

また上記のプロセスを繰り返し、

新たに、

「ちょっとした空き時間でも技の練習をするぞ!」

という決意をして、

翌日ちゃんと10人施術出来たら、

「昨日の決意は正しかった」

となるわけです。

この場合は既に決意として、

「よし、ホームページをリニューアルするぞ!」

「よし、1回の施術時間を30分以内で終わらすぞ!」

「よし、離反した方にはがきを出すぞ!」

「ちょっとした空き時間でも技の練習をするぞ!」

が積み重なった事になります。

これらの決意の土台となる基準、自分にとっての正しさは、

いつでも、「毎日10人施術すること!」です。

ある日、朝寝坊をして午前中仕事を休んでしまいました。

それを省みた結果に次の様な新たな決意が

追加される事になります。

「目ざまし時計は2個使うぞ!」
(1個だと鳴らないこともあるから・・)

「夜12時までには寝るぞ!」

というように、

決意で人生が作られるイメージが浮かぶでしょうか?

この時いつでも

「毎日10人施術すること!」ことが「正しいこと」

として揺らいでいない事が大切です。

「正」の字の成り立ちは、

一番上に、「一」・・・これは、「基準」を表しています。

そして、この下に、「止」・・・これは文字通り、

「止まる」ことです。

「基準にぴたりと止まる」ことが「正しい」ということから、

この字が出来ました。

そして、失敗する事の原因は、

「しなくてよい余計な事をする」・・・

つまり、「止」の縦の棒が「一」のところで止まらずに、

上部に「突き出る」こと
(字で表現出来ません・・・)

そして、「省みる」時にその上部に突き出た部分を

「省く」こと。

こうして、「自分の正しさ」に近付けていくのです。

「反省のポイント」として、

5つのポイントをまとめます。

ポイント1.正しいこと、基準 ←全ての基本となる

ポイント2.モノサシ(目盛の付いたもの) ←指標となる

ポイント3.質問で振り返る
(気分で振り返ってはいけない)

ポイント4.ルーチンとして日常的に

ポイント5.タイミング ←いつ振り返ると学びが
Maxになるか
(殆どは直後がよい)

ということです!

今回事例として施術回数の達成をあげましたが、

売上を達成するために、

リピート率を向上するためになど

自身の課題に照らし合わせて考えてみてください。

良い「省みる」を習慣化(継続)し、

素敵な未来を創りましょう!

シェアする

フォローする

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">