「仕事を通じて成長し自立する」

整体院の経営で一番重要なのは
「 人 」 だと思っています。

経営の最重要課題は、
どうやって人間的にも、技術的にも
素晴らしい先生をたくさん増やすことが
出来るかです。

人は仕事をしていく中で成長します。

整体院での人の成長の基本は
OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)
だと思います。

先輩は、仕事の中で結果の出し方を教えていく、
後輩は、仕事の中で結果の出し方を覚えていく
ことが大事です。

後輩には、こうすると施術結果を出せる、
来院者とコミュニケーションを取れる、
予約を取れる、症状が改善し感謝される、
売上が増える、という方法を指示し、実行させて、
成功体験を積ませることが重要になります。

後輩は、これにより、
だんだん自分で出来るようになり、
最終的には、自主的に自分で考え、
行動できる自立した人に成長します。

そのような自立した整体師を育成するには、
現場経験を積みながらスキル向上を図る環境が
必要になります。

「部下を成長させるために仕事を任せる」
という話しをよく聞きますが、
私の経験からいうと、
最初から任せて自分で考え行動させても、
なかなか人は育たないと感じています。

人は自分で考え行動し、結果を出して、
自信になり、成長していきますが、
そのためには知識が必要だし、
経験が必要になります。

そのために、まずは、
身体や整体に関する知識を詰め込む。

学ぶ機会を増やし、自分で考える前に
知識を詰め込ませる。

基本的知識は壁にぶつかったときの
突破口になるなど、
先々役に立つことも多いです。

しかし、本や座学、研修の場でいくら学んでも
生きた知識・経験は得られません。

実際の現場を通じて、
経験を積み知識を知恵に変えて
いくことが重要になります。

生きた経験から、たくさんの引き出しを
増やしていくのです。

経験豊富な先輩や来院者と
直接交わりながら仕事を進め、
その中でたくさんの気づきを得ることが
重要です。

仕事の中で、指示を出し、実行させ、
結果の出し方を教えることで人は成長します。

座学や研修などで学んだことを理解した上で、
実際にやってみて理解することにより、
桁違いに理解度が深まります。

以上のような考え方から、
教える側も教わる側も自己の成長、会社の成長のために
日々の業務に積極的に取り組んで頂きたいと思います。

来院者、ならびに社会に貢献できる
「人」に成長してほしいと思います。

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