あいさつはとても大切です!!
<愛される治療家のホスピタリティーとして>
このブログは痛みやしびれなどで困っている患者さんに
愛される治療家として、貴方が成長される事を願い、
私自身の失敗談やスタッフへの指導経験を参考に
紹介してまいります。
~~ あいさつはとても大切です ~~
こんにちは、愛される治療家の為のホスピタリティーブログ
担当の小笠原です。
あなたは、患者さんのお出迎えとお見送りが同時に発生したり、
施術中にお出迎えやお見送りが生じた時にはどの様に
対応されておられますか?
これから過去にあった私の苦~い経験や気づきなどを
お話させて戴きますので、この話があなたのこれからの
優先順位の参考になるととっても嬉しいです
では、ある日実際にあった出来事をご紹介しましょう・・・
私は、友人で開業後一年になる施術家のA先生に
「一人で治療院を切り盛りしている時、施術中に患者さんが
院内へ入室される際のあいさつと患者さんがお帰りになる際の
あいさつがあるとして、どちらが大切だと思いますか」
という質問をしてみました。
A先生
「え、それは患者さんが入室されるときに決まっているでしょう・・・」
と、答えが返ってきました。
しかし、彼はすぐさま
「いや、ちょっと待って下さいね・・・」
「良く考えるとどちらも重要で大切です」
「施術中でも、挨拶をするのは当然じゃないですか」
「けれども、鍼の施術や矯正中、頸、頭部などの施術では
集中が必要な場合もありますから・・・
施術中は挨拶が出来ないという場面もありますね」
「いや~なかなか難しい選択ですね・・・」
と考え込んでしまいました。
そうなのです。
挨拶一つをとっても、普段からどの様に患者さんや
クライアントと接するのかをあらかじめ決めておかないと
後で後悔することもあるのです。
では、私の治療院での考え方を参考にお話しましょう。
まず、第一に挨拶を通してどのように患者さんやクライアントに
あなたの治療院やサロンを印象づけていきたいかを考えてみましょう
例えば、
1 笑顔が自慢の元気になれる治療院
2 専門的な施術をしてくれる治療院
3 ゆったりとくつろげる癒し系整体サロン
4 その他オリジナル色のあるサロン
このようなイメージ設定があるとしたならば、
目指すイメージに合わせた挨拶を大切にするべきだと考えます。
私の治療院では、「2の専門的な施術をしてくれる治療院」といった
ところのイメージ作りを大切にしておりますので、
いつでも「大きくて元気な声の挨拶」を推奨することはありません。
慢性痛や急性の痛みでも、あきらかに痛みの訴え度が
通常レベルを超えて苦しんでおられる方が、
待合いや施術ベッドにいらっしゃれば、
「その方」の感受性を最優先に考慮した「声の高さ」や
「声の大きさ」での挨拶がその場で適切な挨拶となります。
「大きすぎず」「小さすぎず」、
「明るすぎず」「暗すぎず」
「語尾を少しだけ上げ」
「早口にならずに」
「優しい口調」
「あたたかい口調」
で、「その方」を大切に想った挨拶を心がけてみましょう。
ご自分の声の高さや速さを意識してみるだけでも、
相手にどのように受け取られているかを考える
とっても貴重なホスピタリティーへとつながります。
では次回は、入室と退室の際に受けるイメージについてお伝えします
もしも、あなたの挨拶が一回しか出来ないとしたならば、入室時と退出時のどちらを優先した方が良いとお考えになりますか?