入室と退室の挨拶と受けるイメージ

「もしも、あなたの挨拶が一回しか出来ないとしたならば、入室時と退出時の

どちらを優先した方が良いとお考えになりますか?」

 

 

来院者さんへの挨拶はとても大事です

 

もしもあなたが、一人で予約受付から施術までの

全ての院内業務を行っている場合は、

入室時の挨拶と退出時の挨拶のどちらをより優先されるでしょうか。

 

こんな質問をすると、

それって「両方大切でしょう」と、

お叱りの声が聞こえてきそうですが

 

「あえて」選ぶとしたらどちらですか・・・。

 

 

正直なところ、理想的な答えはこれだけでは判断はつかないのが当たり前です。

 

もしも、あなたがたった一人で施術中に、

新患さんが来院された場合は

施術を中止せずに、挨拶が出来ると良いでしょう。

 

しかしながら、施術中に声を出して挨拶出来ない様な状態になっていたとしたら、

どの様に対応すればよいのでしょうか・・・

 

目線を合わす事が出来れば、目線を合わしてから軽い会釈をする事は出来ます

が、目線を合わせられない後ろ向きの状態や施術中であれば、対応の仕方があ

りませんよね。

 

でも、立場を変えて自分が治療院やサロンへ入室した際、

こちらから「こんにちは」と挨拶したにもかかわらず、

ひっそりと静まり返ったままで返答がないとしたら・・・

 

あまり良い印象はないですよね。

 

あなたが一人で治療院やサロンを運営しているとしたら、このような場面で

相手が受け取る気持ちを想像してみて下さい。

 

そして、寂しい気分を与えないためにも、出入り口を明るくてキレイな印象を与え

られる様なレイアウトや飾り付けをしてみて下さい。

 

もし、私が一人治療院の院長で、入室時に挨拶への返礼が出来ない位

「集中力を要する」施術を施すことがあるとしたら、きっと何らかの手段を講じます。

 

それは、ウェルカムボードに筆記であらかじめ「挨拶」を書き、

施術中に声を出しての返礼が出来ない時がある旨を書き記します。

 

それは、「私の時は挨拶を返してくれなかったけど、あの人には挨拶を返してい

た。 きっと、私の事は大切に思ってくれていないんだ~。」という、

相手側の勝手な思いを防止するためです。

 

常に、相手がどの様な印象を持ってしまうかを考えて

事前に対応をさせて戴くと良いでしょう。

 

では、次回は

「退出時の挨拶」をお楽しみに・・・

 

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