整体学校での日々
輝ける未来を胸に、整体学校へと進んだ自分
2年生であるためと、生活費を稼ぐ必要があった為
夜間部へと通学することとなった
昼はサラリーマンとして、夜は学生、休日は整体院での
バイトの生活が始まった
学校生活と言えば、ただただ、自分の知らない情報を
覚え、技術を身体に教え込む生活であった
昼間の勤務中も、休憩時間には解剖や運動学の本を読んだり
必要と思われる事をやっていた
アナトミートレイン
カパンディ
などをただひたすら暗記していた
学校に入学し、しばらくすると学校にも慣れ
知り合いや、講師の先生ともいろいろな話をする機会が増えた
そこで、業界の事実を知る
そこの整体学校では、卒業後すぐに開業される方は
少なく、さらには開業されてても自分がイメージしていた
バシバシ治す整体師ではなく、リラークゼーションサロンを
メインとした方法での営業が多いといった事実である
入学前のリサ―チの甘さもあったが、資料やパンフ、卒業生の
インタビューでも腰痛を治す!肩や膝の痛みにも対応!などと
治療家イメージを前面に出していたため、そのイメージのまま
入学していた
確か、入学1か月くらいでそういった事を知った記憶がある
認識違いがあったものの、リラク―ション的な仕事になると
ちょっと自分の整体師イメージとも違う!
さらには開業しても数年は患者さんも定着しないので
地道に頑張るしかないような事も良く言われていた
(今のような集客コンテンツも世間には出回ってなかった)
自分としては、入学前に、リフレやリラクゼーションの技術を
覚える学校の存在も知っていたが、自分の足(過去の怪我)を
治してくれた治療家の先生のような人物になりたかった為、
治せる技術を教えてくれる学校に入学したつもりであった
少しばかり開業に対して不安に感じ始めた頃、そんな自分を
救ってくれた人物に出会う事となる