「問題は無限にある」
仕事をしていて
「何も問題がない」と思うことが最もいけない。
問題は無限にあるものです。
日本の学校教育は、あらかじめ設定された
問題の答えを教えることしかしない。
しかも、常に答えが一つになるような
問題しか扱わない。
答えが複数考えられるようなもの、
そもそも一つの明確な答えを
出しようがない問題を追求しようとはしない。
しかし、仕事というものは自分で問題を見つけ出し
最適化を図るためにはどうしたら良いかを
常に考えていくものだから、日本の教育の在り方と
仕事で求められる能力にはギャップが生じる。
このギャップに気づいていないと、
学生の頃は優秀と言われていても、
社会に出てから自分で問題を考えたり、
多角的に物事を見ることが
出来ず苦労することになる。
「誰かが知識を教えてくれる」
「誰かが答えを教えてくれる」
という考え方を持ったままでは、
いい仕事をすることは難しいのである。
もう一度いうが、仕事とは自分で問題を見つけ出し
最適化を図るためにはどうしたら良いかを
常に考えていくものです。
すなわち、常に自ら問題意識を持ち、
考えることが重要で、考えることが仕事なのである。
そして、それが自分自身も企業も成長し続ける
秘訣です。