思考を上げたり下げたり
ひとり整体師のSです
とある報告をみて昔を思い出しました
成功者やうまくいっている人などと
話していると、話がどんどん抽象的といいますか
概念的といいますか、哲学的といいますか
そんな感じの話になってきます
評判のセミナーや講義や良書と呼ばれる書籍でも、
そのような内容が多いように思います
昔昔の話ですが、私も雇われて働いていました
上司と仕事をこなすなか、仕事のミーティングなどで
「この案件は、こんな方針でやってくれ」
と指示されるわけですが
仕事の仕方がわからない私は
「方針って。。。具体的にどうやればいいのですか?」
って良く聞いていました
ちなみに聞くたびに
「頭使え」
「少しは考えろ」
「そんなんわからんのか、アホ!」
と怒鳴(指導:笑)られながら
具体的な方法を細かく言われていました
しかし、もうそれが嫌で嫌で
少しづつ、少しづつ思考するようになり、
いつしか
上司のアバウト・・いや抽象的な指示にも
対応できるようになっていました
今、思えば。。
仕事や物事を進める際に大事なのは
経営方針や目標への方向性です
具体的な事は、その都度、時流や状況で
変化しますし、トラブルやうまくいかない場合もあり
柔軟に対応しなければなりません
逆に、方向性や指針をしっかりと理解していれば
ブレる事はありません
また、目の前に起こる具体的事象から、その背景にある
大きな課題やテーマを探し出す(抽象化)をする事も
できないといけません
ある時、上司に言われました
「さんざん頼られたけど、やっと自立できたなぁ、遅いわ!」と。。
ありがたいお言葉でした
そして今、整体院経営にあてはめても
同じで、
抽象性と具体性、の二つの間を上ったり、下りたりできないと
物事がなかなか進まないのではと思います
整体院での経営相談や、痛みをとる施術の相談
をされる場合にも、このあたりができていないと
独立自営はけっこう厳しいですね
流行りの集客法をやってみたらうまく行った
でも、しょせん流行りもの、うまくいかなくなった
後は何をしたらよいのか、わからないまま閉院。。
ってな事になったら後の祭り
私自身まだまだこのスキルを上げていきたいと思っています
が、これは能力ではなく練習すればできるようになると思います
いま、整体院1億円経営者が開業者向けの私塾を
やっているんですが、
そのあたりを理解して実行できるようになった先生が
グイグイ売り上げを伸ばしていっているのが印象的です
この塾、他の業種でも使える内容てんこ盛りでビビります。。