「安くすれば売れるのか、経営が上がるのか」
最近、整体院などの広告の露出が減ってきています。
整体院に限らず飲食、美容など全般にですが・・・。
景気低迷が拍車をかけ、
経営的に苦戦を強いられている整体院も増えています。
広告を見渡しても、ほとんどの整体院は、
初回半額などの大幅ディスカウントを実施し
集患しようとしています。
私も最近門下生から、
「施術料を値引きしようと考えてるんですが」
「新患獲得のために初回を安くやろうと考えているんですが」
などという相談を受ける機会が増えました。
では、値段を下げれば売れるのか?
値段を下げたら来院者さんがたくさん増え、
売上が伸び、更に利益が増えるのか?
甚だ疑問です。
仮に一時的に売上が伸びることはあるでしょう。
しかし、
・施術回数が伸びても値下げの分だけ売上が伸びない
・施術回数が増え、売上が伸びても忙しくなった分
残業代などの人件費が増え、利益が延びない
負の連鎖が始まると
仕事が苦しくなり、心身ともに疲労します。
品質・サービスの低下が著しくなり、
経営の不調に拍車が掛かります。
ディスカウントすれば、経営が上がり
現状の苦しさから逃れられる・・・・・、
そんな簡単にはいかないのが現実です。