親父の店

数年ぶりに地元を歩く機会があった

 

私が幼いころには大きな商店街で沢山のお店が
並び、非常に人でにぎやかな町であったが、

 

昨今の地方問題のひとつのように
いまでは開かないシャッター達と
コンビニが2店ほどの通りになっている

 

もちろん、病院や学校の数も減り
環状線の開通に伴い車の流れや
郊外型の大型モールなどへの人の流れが変わり
地元への転入者も減少しているようだ

 

冬の寒さも手伝い、思わず感傷に浸ってしまった

話は変わるが私の父は自営業者である

 

35年ほど前に地元で開店して、
私たち兄弟を育ててくれた

 

年齢的なものが理由で去年、閉店した
父は、玩具店を営んでいた

 

ゲームやプラモデルなどを扱っていた
ゲームウォッチからファミコン
ゲームボーイからDSなど

 

ゲームマシンの発展とともに、商品単価も上がり
(任天堂のおかげもあり)

 

地域の中にはおもちゃ屋さんも3店舗ほどあり
その中ではわりと繁盛していたと思うが・・・

 

人口の推移や都市高速道路などの発展
通販や量販店、大型店などの物流革命とも呼べる
変化の波を受け、

 

地域のおもちゃ屋も他はすべてなくなり
ただ一つのおもちゃ屋として頑張っていた

 

でもこの10年ほど、経営的に厳しかったようだ

昔は「開店していれば、広告はおもちゃメーカーがしてくれていたので
お客さんは来る。当時は良い商売だった」とよく言っていたし

 

「20年くらい前の良いころに、何か違う事業に変えていれば・・」
ともこの数年は話していた

 

私も同じ個人事業主
35年やってきたことはスゴイと思うが
この話は非常に示唆に富んでいる
保険治療、リラク、モミ屋さん、治療系、美容ダイエット
などメニューを増やしても治療院、整体院も地域ビジネス

あなたの地域の10年、20年先はどうなるでしょうか
変化のスピードは年々早くなっています

 

変わらない事、変えてはいけない事、そして変えなきゃいけない事を
きちんと整理して、今を考え行動していかないと、気付いた時には
恐ろしいですね

逆に、先回りできれば・・ステキですね:笑

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